※2023/03/24 更新:新庁舎建設予定地の桜が満開になりました
※2023/02/08 更新:新庁舎建設事業のHP が開設されました
※2023/01/25 更新:大きなクレーン車が登場
※2022/11/22 更新:起工式が実施されました
※2022/08/06 更新:開発計画案内板が設置されました
※2022/06/14 更新:工事現場を見守るカルガモ
※2022/04/19 更新:埋蔵文化財調査が始まっています
※2022/03/27 更新:残された桜が開花しました
※2022/03/12 更新:桜の一部伐採が発表されました
※2021/08/22 更新:オリンピックの聖火リレーの場所として使用されました
※2021/08/05 初稿
国分寺駅北口再開発の次の大型プロジェクト、市役所・新庁舎建設
国分寺駅・北口の再開発がようやく完成しましたね。
ツインのタワーマンション(住友不動産のシティタワー国分寺 ザ・ツイン ウエスト/イースト)が2018春に完成し、商業施設ミーツ国分寺が2018年4月にオープン。
そして最近は北口駅前のターミナルの工事がおこなわれていましたが、2021年に完成しています。
こちらが2021年7月23日時点の国分寺駅北口の写真です。



以前は駅を出るとすぐ自転車が乱雑に置かれた狭い道になり、西友のあたりまでごちゃごちゃしていました。
今は見違えるほど綺麗になりました。
そして国分寺市にとって次の大型プロジェクトは、国分寺市の新庁舎建設工事です。
泉町2丁目で竹中工務店のジョイントベンチャーが工事を担当
現在は恋ヶ窪駅の近くにある国分寺市役所。耐震性に問題があった旧本庁舎から移動してきて分散庁舎になってしまって11年以上経過しています。
新たに庁舎を建設するという話が数年前からあり、2019年の国分寺市の第4回定例会で市役所位置変更の条例が可決され、移転先は東京都が保有する泉町2丁目の土地に決まりました。
都立・武蔵国分寺公園の西の区画で、都立多摩図書館の2軒隣、都立公文書館の隣にある土地です。



こちらが2021年8月4日時点の写真。いずみプラザの横の東山道武蔵路跡(とうさんどう むさしみちあと)がある大きな歩道から撮った1枚ですが、左手に都立公文書館、さらに左に都立多摩図書館の美しい建物が並んでいます。



こちらの記事(国分寺市の新庁舎建設は竹中工務店のJVが89億円で受注!)に書きましたが、国分寺市の新庁舎建設には5者のJV(ジョイントベンチャー)が手を上げて、技術点や地元への貢献などがポイントで大手ゼネコン竹中工務店が89億円で受注しました。
4つの国分寺市民BASEというコンセプトを打ち出しています。



【国分寺市】竹中工務店JVの技術提案書より
敷地測量と地盤調査が終わる
さて現在(2021年7月時点)の状況はと言うと、敷地測量が6月に、地盤調査が7月上旬に完了しています。
敷地に生えまくっていた雑草が取り払われ、整地になりました。



東京五輪の聖火リレーのセレブレーションは中止に
この新庁舎建設予定地では、2021年7月13日に東京五輪の聖火リレーが国分寺市内を走行した後のミニセレブレーション会場として使用される予定でした。こちらの記事に書きましたが、市内の公道での走行が中止となったため、このミニセレブレーションも中止となりました。
国分寺消防署の新庁舎建設も並行して
画像の右側に見える白いパネルで囲われているのは、新庁舎建設予定地の東隣に一足先に建設が始まった消防署の庁舎。こちらは京王建設が建設を担当しています。



多くの皆さんが注目している国分寺市の新庁舎。今後も「こくぶんじライフ」では新庁舎完成までの道のりを追いかけていきたいと思います。
パラリンピックの聖火リレー・トーチキスの会場に
※2021/08/22更新
東京パラリンピックの聖火リレーも、国分寺市内での公道でのランナーの走行やレセプションパーティも中止になりましたが、トーチキスのみ実施されます。
8月22日は東京都のパラリンピックの聖火リレー2日目。東大和市、立川市、日野市、国立市、国分寺市の5市の聖火リレーランナーが国分寺市の新庁舎建設予定地にて、トーチキスを行う予定です。



13時からのイベントで、コロナ下のため周辺の歩道からの見学は自粛依頼となっていますが、NHKのオンラインにてライブ配信される予定です。
【NHK】東京2020パラリンピック聖火リレーのライブストリーミング
桜は6本中2本が伐採へ
※2022/03/12更新
2022年に入ってからも、パッと見た感じでは変わっていない新庁舎予定地。



ただ、基本設計などは進んでいて、市民から存続の要望が多かった南側の桜の木についても、樹木診断がおこなわれています。
その結果、6本中2本に幹の中が腐っていたり空洞があったりしたとのことで、2022年3月末までに伐採されることが発表されました。



こちらは道路を渡って対岸から撮影した新庁舎予定地ですが、6本ある桜のうち、2本は伐採、4本は存続されることとなりました。



残された桜が開花
※2022/03/27更新
6本の桜のうち、2本が健康状態に問題があるために伐採されました。



そして残された4本の桜は3月27日時点で開花が進み、見頃を迎えています。本数は減ってしまいましたが、健康状態に問題がない桜たちによるこの風景が残されたことに一安心です。



なお、2022年3月10日から8月31日までは「埋蔵文化財発掘調査」をおこなっています。国分寺市では、武蔵国分寺跡など遺跡がある近くでは、新しい家屋や建物を建てる前に埋蔵物が無いかの調査をおこないます。もし遺跡が見つかったらそこは東京都に土地が召し上げとなり保護されるため建物が建てられなくなります。
我が家も2週間ぐらい掛けてこの埋蔵文化財発掘調査をおこない、旧石器時代の埋蔵物のかけらが見つかったのですが、幸いにも普通の土地で建物を建てるには影響が無かったために無事に工事を進められました。
新庁舎の発掘調査期間は5ヶ月以上ですが、面積も広いですし市の所有している土地なのでじっくりと調査をおこなうということですね。
埋蔵文化財調査
※2022/04/19更新
2022年4月6日。多喜窪通りを挟んで向かいの市立第四小学校では入学式がおこなわれ、新庁舎予定地に残された4本の桜の花が満開を迎えていました。
埋蔵文化財調査が始まる前に関係者以外の立ち入りができないようにフェンスが1枚1枚と設置され始めていました。



そしてその2週間後には大きく土を掘って埋蔵文化財の調査が始まったようです。



見守るカルガモ
※2022/06/14更新
国分寺市の新庁舎の建設現場では、まだ埋蔵文化財の調査を実施しています。掘り出した土の量がすごいですね。



小雨が降る昼に武蔵国分寺公園に行ってみると、カルガモが。
雨の日は人も少なくなるので、池から出て芝生やコンクリートブロックにも出没するカルガモ君。新庁舎の建設予定地をじっと見つめている姿が印象的でした。



開発計画案内板が設置
※2022/08/06更新
8月になりまして、久々の更新です。
新庁舎の現場は8月末まで埋蔵文化財の調査が行われています。



フェンスがところどころ透明になっているので、現場を見ることができます。結構掘ってますね。



そして変化があったのは、現場の外。「開発計画案内板」が設置されました。



地上5階、地下1階の建物で、配置図の情報も出ています。スケジュールは事業着手が2022年12月1日から、完成は2024年9月30日とあります。8月末で埋蔵文化財の調査が終わり、いよいよ新庁舎建設に向けて動き出しましたね。
11月21日に着工式
※2022/11/22 更新
3ヶ月ぶりの更新です。



新庁舎の建設工事がいよいよ着工しました。
11月21日に起工式が実施されたとのことで、こちらは本日(11/22)の建設通信新聞の記事です。
東京都国分寺市の新庁舎建設工事が着工した。21日に現地で起工式を開いた。井澤邦夫市長をはじめ、佐々木正人竹中工務店社長、佐藤維石本建築事務所常務、神谷俊行セット設計事務所代表ら関係者約40人が出席し、工事の無事完成を祈願した。
【建設通信新聞】国分寺市新庁舎が起工/災害時の防災拠点に/設計施工は竹中・石本・セットJV (2022/11/22)
隣の消防署の新庁舎の工事が完成に近付いている中、いよいよ市役所の新庁舎の工事が始まりましたね。
大きなクレーン車がそびえ立っています
※2023/01/25 追記
3ヶ月ぶりの更新です。新庁舎の工事現場では大きなクレーン車が登場し、工事が本格化した実感が湧きます。
地面を掘って大きな土の山ができています。



巨大なクレーン車もそびえ立っています。周りの建物が低く見えるぐらいデカいです。



新庁舎建設事業のHPが開設
※2023/02/08 更新
国分寺市の発表で、新庁舎の建設事業の概要やスケジュール、工事進捗の写真などを掲載するホームページが開設されました。工事を担当している竹中・石本・セット設計特定建設共同企業体が運営しています。
【竹中・石本・セット設計特定建設共同企業体】国分寺市 新庁舎建設事業HP
桜が満開に
※2023/03/24 更新
市民の要望で保存されることになった4本の桜の木が今年も花を咲かせました。まだフェンス越しにしか見られないですが、きれいに咲いてくれましたね。






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Last Updated on 3月 25, 2023
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